湯上 裕盛 サザエさんで例える波平さんが亡くなったときに必要な戸籍
戸籍収集を自分でできると、相続の時に10万円くらい節約可能です。
自分で戸籍収集できるようになりたいという方は要チェックです！
今日はみなさんお馴染みの“サザエさん一家”でお伝えします。
何十年後かに波平さんが亡くなった場合・・・
波平さん死亡による法定相続人は4人。
妻のフネさん、波平さんの子どものサザエさん、カツオくん、ワカメちゃんです。
相続手続きに必要になる戸籍は亡くなった人、今回であれば波平さんの出生から死亡までの戸籍、相続人のフネさん、サザエさん、カツオくん、ワカメちゃんの現在の戸籍です。
サザエさんが代表して戸籍を集めるとすると、波平さんはサザエさんの父親なので無条件で取得可能となります。
尚、フネさん、カツオくん、ワカメちゃんは波平さんと現時点では同じ戸籍に入っているので波平さんの死亡時の戸籍にフネさん、カツオくん、ワカメちゃんの現在戸籍も記載されています。
よって、サザエさんは別途この3人の戸籍を集める必要はありません。
サザエさんは自分以外の相続人の戸籍集めが終了しました。
では、自分の現在戸籍はというと、マスオさんと結婚した時に新しい戸籍が作られているためそこに移っています。
今回、サザエさんは無条件で簡単に戸籍収集を完了できましたが難しいパターンも⇩に載せておきますね。
【戸籍収集が難しいパターン】
現実では法定相続人は日本各地に散らばっていて、本籍地もバラバラです。戸籍は本籍地の役所で保管されているため、必要になる戸籍を郵送で請求・取得するには時間もお金もかかってしますうのです・・・。
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